独立行政法人で働くモリモトです。このページでは、独立行政法人への転職を目指している方に向けて、転職活動の始め方から内定獲得までの一連の流れを解説したいと思います。
こんなお悩みを解決したいと思います。
このページでは、モリモト自身が独立行政法人に転職したときの経験や、友人の転職活動の支援で得た経験、そして独立行政法人での勤務経験から得た知識をフル活用し、「独立行政法人の人間はどんな人間を採用したいのか」を徹底的に検証した転職活動戦略をご紹介しています。
これからご紹介する戦略の中には、独立行政法人への転職だからこそ取り得るものも存在します。多くの転職サイトでは独立行政法人に特化した情報などほぼなく、あっても表面的な情報ばかりです。これでは採用担当者に刺さるアピールをすることはできません。
このページに辿り着いたあなたはには、転職活動に勝つ、つまり書類選考や面接選考に通るための戦略をご紹介していきたいと思います。
ご安心ください。怪しげな情報は一切ありません。誰もが平等に無料でアクセスできる情報を使い、あなた自身について少し省みてみる。本質的にはそれだけのことです。
そして、このページを読み終わればすぐにでも実践できることばかりです。
転職活動が初めての方でも大丈夫です。あなたがこれから転職活動を始める場合は、まだ少し先のステップのことがわからなければ、そこは遠慮なく読み飛ばしてください。ステップが上がる毎に何度も読み返してもらえれば幸いです。
転職活動成功への6ステップと、転職活動の本質について
それでは、さっそく転職活動のステップをご紹介します。
- ステップ1:独法の情報収集
- ステップ2:転職エージェントに登録する
- ステップ3:応募書類を書く・書類選考
- ステップ4:筆記試験を受ける(ことがある)
- ステップ5:面接に臨む
- ステップ6:内定獲得
これから各項目について詳細に解説したいと思うのですが、その前に少しだけ言っておきたいことがあります。
それは、転職活動というゲームのルール、つまり転職活動の本質についてです。
ずばり、転職活動とは、自分こそか相手が求める人材であるということを演じることができれば加点、というルールのゲームです。
そのために、
- 相手が求めている人材像を徹底的にリサーチし、予想すること
- 自分こそが相手が求める人材であることを説明するための材料を、自分の手持ちから見つけてくること
- 自分こそが相手が求める人材であることを過不足なく説明すること
- 説明のための説得材料を自分の経験から準備すること
こういった準備が必要です。そしてこれはスキルではなく、作業です。経験や能力に依存しないので、きちんと向き合えば誰でも準備することができます。
逆に
- 業務では一切使わない超難関資格
- 競合他社でもない会社での華々しい業績
こんなものはインクの染みや雑音でしかなくなります。染み方や響きが芸術的であれば、採用担当者の美意識には響くかもしれませんね(笑)
そんなもん、うんこ召し上がれだ
このページで紹介しているのは、王道な転職活動のノウハウです。もし独立行政法人の裏情報を期待して読み進めてきた方がいらっしゃれば、残念ですが回れ右してお帰りください。
そして、ステップ1から3は同時並行で進めることができます。今できることは今やってしまいましょう!独立行政法人への転職活動はタイミングが命です。
それでは、各ステップについて解説していきたいと思います。
ステップ1:独法の情報収集
まずは、転職先の独立行政法人について知らなければ何も前に進めることはできません。
とはいっても、闇雲に情報収集をしても重要な情報とそうでないものに埋もれて訳が分からなくなってしまいます。そして、全てに目を通していると途方もない時間がかかります。あなたにはそんな無駄な時間を過ごす暇はないでしょう。
そこで、、集める情報の種類と適切な媒体をそれぞれご紹介します。
それぞれ、一つずつ見てみましょう。
書類選考、面接選考のための情報は、オフィシャルサイトで確認する
まず、これはどこに転職する場合もそうだと思いますが、法人の概要については確認しておきましょう。加えて、新卒採用や中途採用のページがあれば、ヒントがあります。
そして、ここからが独法ならではの戦略になります。
法人が公開している「中長期目標」「主務大臣評価」「給与水準」以上3つの資料を入手しておきます。
この2つの資料は、独立行政法人であれば必ず公開されています。当サイトでも各資料へのリンクまとめを今後解説として掲載する予定ですが、法人名と各資料の名称でGoogle検索すれば出てきます。
ちなみに、通し読みはおすすめしません。これらはいずれも膨大な量がありますし、全部通しで読んで得られる情報はほとんど実質的な意味は皆無に等しい資料だからです。
使い方を間違えると時間の浪費になるので要注意!
では、どう読み、どう使えばよいのか。それは書類選考の項目や面接選考の項目で後ほど簡単に解説します。もっと深堀りした活用方法は今後解説を予定しています。
さらに、「でも、私はどの独法に行けばいいのかわからない」という方向けにも今後解説を用意しますので、楽しみにお待ちください!
転職後の暮らしを予想するための情報は、口コミサイトで確認する
さて、次は転職後の暮らしを予想するための情報です。オフィシャルサイトや転職サイトには、求人のいいところばかりにスポットが当たっています。
でも、これは募集側が提示する情報です。
- 長時間残業の糞ブラックじゃないの?
- 年収、ボーナスはどれくらいもらえるの?
- パワハラとか大丈夫?
- 休みは本当にきちんととれるの?
このあたりの生々しい情報はやはり公式情報以外でも裏を取っておきたいもの(まあ国の機関ですから、基本嘘はつかないと思いますが)。
そこで活躍するのが転職会議などの口コミサイトです。
モリモトも転職活動時に見ましたが、実際に入職してみるとそこに書いてあったことはほとんどそのままです。物によっては「あ、これあいつだ」と判定できるレベルで生々しいことを書いていることもありますので、非常に参考になります。
アカウントさえ作成すれば無料で使えます。できれば色々な意見を見ておきたいので、狙っている法人の口コミ数が多いほうに登録しておけば良いと思います。
どうせ無料なので、情報量を増やす意味でどちらも登録してしまうのもアリです。
求人情報は、オフィシャルサイト、転職サイトで確認する
最後に、求人情報です。これがないと応募ができないですからね。これはオフィシャルサイトと転職サイトの両方で確認します。
ただ、あなたの転職スタンスによってとるべき方法が若干異なります。具体的には次の通りです。
- 行きたい法人が決まっている人:オフィシャルサイトで指定されている転職サイトを活用する
- どこでもいいから独法に転職したい人:とにかく色々な転職サイトに登録して求人を探しまくる
解説します。
まず、あなたの行きたい法人が決まっている場合は、とりあえずオフィシャルサイトです。求人情報は基本的にここに載っているので、採用情報ページは定期的によく確認するようにしてください。
運よく採用情報を見つけました。その採用ページにはエントリー方法が書いてあるのが通常ですが、ここで転職サイトでのエントリーを促されます。
そして、独法がどの転職サイトを使っているかは独法にもよる上、同じ独法でも年によって違ったりします。
面倒臭!!!
そうなんですよ…でも、行きたい法人が決まっているのであればやむなしですね。
このような場合には、都度転職サイトに登録していく必要があります。
さて、一方で「特に行きたい法人とかないけど独法に転職してまったりしたい」という方も多いでしょう。この場合は上記の理由でかたっぱしから転職サイトに登録します。
とはいえ、だいたい以下の3サイトに登録しておけば十分かな、という気がします。
面倒な方は、とりあえずリクナビNEXTに登録して定期巡回するだけでも十分です。ただ、独法の求人はいつも掲載されているものと年に1、2回しか掲載されないものがあり、圧倒的に後者が多い印象です。独法転職を意地でも成功させたい方は、本当は全部登録して巡回するのが一番良いですね。その熱量が成果を生みます。
ステップ2:転職エージェントに登録する
転職エージェントという無料サービスに登録します。「転職エージェントってそもそも何?」という方に向けては今後解説記事を作りますが、無料であなたの転職をサポートしてくれるサービスだ、くらいに思ってもらえればいいと思います。
もう少しだけ具体的に言うと、求人の紹介や書類選考、面接選考の対策から給料交渉など、転職活動にまつわるありとあらゆることをサポートしてます。費用は募集側負担ですので、応募側は無料で利用できます。
色々な会社が提供しているのでどれを使うべきか迷う方も多いでしょうが、ここはそんなに悩まずに割り切ってしまってよいです。モリモトのおすすめはリクルートエージェントかJAC Recruitmentのいずれかです。
そもそもなんでエージェントを使うのか、といったところから少し解説してみます。
なぜ独法への転職にエージェントを使うのか
モリモトの経験上、転職エージェントが独法の求人を持っている・紹介してくることは稀です。独法には非公開求人があまり無いからでしょう。
では、なぜエージェントを使うのでしょうか。その理由は、エージェントを活用することによって得られる以下のメリットを甘受するためです。
既に何度か述べた通り、転職活動は、あなたが経験した就職活動とは少しゲームのルールが違います。そんなことをこれらのエージェントとのやりとりから学ぶだけでも、転職活動の成否を大きく分けることになるでしょう。
そしてこれだけにとどまらず、応募書類の添削、さらには模擬面接まで無料で実施してくれます。こんなおいしいサービスを活用しない手はないです。
つまり、この機能が揃っていれば、あとはどこを選んでも良いということになります。
リクルートエージェントかJAC Recruitmentが無難
以上を踏まえて、モリモトのチョイスは先ほどのリクルートエージェントかJAC Recruitmentです。
リクルートエージェントは、モリモトが独立行政法人に転職する時に実際に使ったところです。モリモトの初めての転職活動をサポートしてくれました。
採用情報の紹介から職務経歴書の添削等は本当に丁寧に行ってくれます。
実際に一番役に立ったのは、登録してすぐに受けられるセミナーでした。ここで、転職活動とはなんぞやというイロハを知ることができます。
このノウハウは本当に役に立って、ド田舎中小企業出社のモリモトが勝ち残れた唯一の勝因は、このノウハウを真面目に受け取って自分の転職活動にフル活用したからではないかと思っているくらいです。
もちろん、本サイト独法暮らしで記載している内容は、そのノウハウをふんだんに散りばめています!
JAC Recruitmentは、管理職・エグゼクティブ・専門職の転職支援に特化した転職エージェントです。転職コンサルタントの能力は折り紙付きです。実際にモリモトの(社会人スキル的には若干イマイチな)友人もJAC Recruitmentを利用してGAFAに転職しています。
ここでも、そんな百戦錬磨の転職コンサルタントが職務経歴書の無料添削や模擬面接を実施してくれます。
これ以外にも転職エージェントはたくさんありますが、上記のメリットを活用するためだけにエージェント選びに時間を浪費するのは得策ではありません。さくっと決めて次のステップに移ってしまいましょう。
ステップ3:応募書類を書く・書類選考
さあ、独法の情報収集を開始し、転職エージェントに登録したら、早速応募書類を書きましょう。
用意することになるのは、だいたい次のような書類です。
- 履歴書
- 職務経歴書
- 志望動機等
何の変哲もない、普通の応募書類たちです。
履歴書については、就職活動の時と大体おなじ要領でかけます。自己PR欄が工夫どころです。
職務経歴書は、自身がこれまでの仕事においてどのような職務に従事したかを示すための書類です。転職活動で初めて書くことになるものですね。
事実関係を相手にわかりやすく示すことが主な役割になります。細かな書き方やテンプレートは転職エージェント側が用意しているので任せてしまえばいいと思います。力をかけずに済むところはどんどん力を抜いて、他の書類の準備や法人の情報収集に注力しましょう。
志望動機等も、就職活動で書いたことがあると思います。就職のときより書きやすいです。それは、あなたの社会人経験は何らかの形でその独法との接点として書くことができ、採用担当者の心に刺さる(=納得を得られる)ようなストーリーを作りやすいからです。
そのためには、その法人がどんな人材を欲しているのかをを考えるのが一番重要です。間違っても、自分の想いだけで志望動機を書かないでください。そんなものは採用担当者の心には刺さりません。
適当に書いたら学生の志望動機よりひどいゴミができあがるので油断は禁物。
他にも、「転職したら従事したい業務は何か、どのように組織に貢献したいか」といったことが問われることがあります。
書類作成のポイントは、「的あて」「ロジック」「雰囲気」
さて。あなたとライバルとの差別化ポイントは言うまでもなく、「自己PR」「志望動機」です。
ここで重要なことを述べますが、書類選考は「的あて」と「ロジック」と「雰囲気」で決まります。要は「きちんとロジックが成り立った説明で、欲しい人物像を的確に描写している応募書類は、それっぽいことを言っているように見せることができる」ということです。
ここをしっかり押さえた上で作成していきます。
情報収集で得た情報を最大限活用する
おさえるべきポイントがわかれば、次は実際に書いていきます。自己PRはオフィシャルサイトの採用情報ページや、独法がもれなく公開している資料「役職員の報酬・給与等について」を読み、法人が求める人物像を把握し、自分こそがその人物であることを根拠付きで説明すると良いでしょう。
そして、志望動機は独法の「中長期目標」をしっかり読んだ上で、なぜあなたがその「業界」「組織」「業務」に就くことを希望しているのか根拠付きで説明するとよいでしょう。
そして、その根拠として、あなたの手持ちの経験、エピソードを添えてあげましょう。このエピソードは大きな成果に関するものである必要はありません。小さな出来事とかでもいいのです。面接官はエピソード自体のすばらしさではなく、そのエピソードがあなたの考えを支持する根拠材料として妥当性があるのかを見ています。
これができれば、書類選考はパスしたも同然です。
このあたりの詳しいことは今後解説したいと思っていますので、続報をお待ちください。
ステップ4:筆記試験を受ける(ことがある)
独法にもよりますが、書類選考と面接選考の間に筆記試験が挟まれることがあります。
一般知識の他、専門知識についても問われるかもしれません。
正直あえて対策するようなものではないと思いますが、日頃からニュースを見ておくこと、そして最低限の英語力を身に着けておくことくらいをしておけば十分かと思います。
「ニュースなんて見てないよ!」
「英語のテストは勘で乗り切った」
ご安心ください。付け焼刃でも筆記試験を乗り切るくらいならなんとかなります。今から無料で始められる対策がありますのでご紹介します。
ニュース:楽天証券で日経電子版をタダ読み
ニュースについては、日本経済新聞に目を通しておけば十分でしょう。楽天証券の口座を持っていればタダで読むことができます。実際に投資をする必要もないですので、持っていない人はこのためだけに開設してもいいと思います。
独法の仕事はニュースになることも多いので、最低限のニュースを知らないと恥をかくことがあります。つまり、転職活動にとどまらず、平穏な独法暮らしのためには必須のツールとなります。
私は自分の法人のニュースを見落としていて恥をかいた経験2回ある…あなたはこうならないようにね。
今後解説しますが、楽天証券の活用はモリモト的におすすめしない理由がないです。この日経新聞代(電子版で月額4,277円)を節約するだけで年間50,000円超が浮きます。浮いたお金は投資に回すなりガジェットを買うなり贅沢をするなりの財源に回して、さらに豊かな独法暮らしを構築できるのです。そのための準備を、転職前から完成させてしまおうという算段です。
英語:スタディサプリEnglishの無料体験(7日間)でしのぐ
さて、今度は英語です。英語力についても、筆記試験に限って言えば、そんなに気合を入れる必要もないでしょう。無料の、もしくは無料期間のある英語学習アプリなどでさくっとTOEIC対策をしておくくらいで十分かと思います。
中でもスタディサプリEnglish TOEIC® L&R TEST対策コースの無料体験(7日間)がおすすめです。
正直みなさんには情報収集に時間をかけてもらいたいので、この手の対策にかける時間やコストは最小化していただきたいというのがモリモトの本音です。ですから、さっさと学習してしまって、不必要な時間をかけない仕組みがあったほうがいいと思っています。
そこで、無料体験が7日間のみという制限を逆手にとってしまうのです。あなたは7日以上、筆記試験対策を行ってはいけません。おそらくスタディサプリEnglish側が想定している活用方法ではないと思いますが、気に入ればそのまま続けてもいいと思いますし、中には面接で英語を使うこともあるので、その場合は継続利用すればいいでしょう。タダで使えるものはなんでも使うことです。
登録方法等は今後解説します。
ちなみに、モリモトは転職前に英語の勉強をすることをお薦めしていますが、そこではTOEICではなくTOEFLの勉強をお薦めしています。
ステップ5:面接に臨む
面接は、基本的にこれまで確認したことで十分対応できます。準備するとすれば、これまでのおさらいプラス余力があればさらなる深堀りです。
深堀りについては、さらに踏み込むか、探索範囲を広げるかの2通りがあります。
さらに踏み込んだ情報収集
これは、法人の実務のこまかな部分を把握しに行くことを指します。こういった情報なしに「こういう業務に興味があります」と言っても、どこか説得力に欠ける説明が出来上がってしまうものです。
モリモトも実際に一次面接でそこを突かれ、表面的なことしか言えずヒヤヒヤしたことがあります。なぜか見逃してもらえましたが、あの時は「落ちた…」と思ったものです。
さて、やり方ですが、情報収集の対象は絞ったほうがよいです。全事業についてこれをするのはあまりに時間の無駄なので、あなたがやりたい業務に関係しそうなものに絞ってやれば十分だと思います。
そして、法人が実施している事業のユーザー向けページを見てみたり、中長期目標や主務大臣評価に記載されている数値データを見て、その数字の持つ意味を考えてみたりすることです。
問われたことに回答する際にさりげなく知識として盛り込み「そこまで細かく把握しています」というアピールすることもできますが、加点要素なので無理はしないこと。
探索範囲を広げた情報収集
これは、その法人の事業に関係する周辺知識、例えば重要な法律や政府方針についての情報を仕入れておくということです。
たとえば、産業技術総合研究所(AIST)の第五期(2020~2024年度)中長期目標では「Ⅰ.政策体系における法人の位置付け及び役割(ミッション)」という項で次のような法令、政府方針について言及されています。
これらのうち重要そうなものについては、内容は理解せずとも、それぞれどういった位置づけのものであるのかを把握しておくことはかならず役に立ちます。
特に、最終面接の面接官はおそらく役員クラスです。役員相手に会話を引き出そうとすると、こちらに法人経営に関する重要な政策等ついてはそれなりの引き出しがあることを示してやらなければなりません。
「この組織をこうしたい。」こんなことを言うときに、このような周辺情報が入っているのといないのとで、言葉選びは自然に変わってくるものです。
逆に相手の興味を惹くような話を会話の中に乗せることができれば、かなりの手応えになるのではないでしょうか。
余談:法人によってはさらなる英語対策が必要
ちなみに、これは私も転職口コミサイトで発見したのですが、国際系の法人というわけでもないのにたまに英語での面接を仕掛けてくる法人があるらしいです。奇妙なことをする連中がいるものですね。もしそのような噂がある法人の面接までこぎつけた場合は、それなりの対策をしておくといいでしょう.
あなたが採用担当に経験・志向もバッチリという評価を受けていた場合、英語力で減点を食らうのは大変もったいないです。
この場合は、スタディサプリENGLISHのオンライン英会話セットプランでの勉強と対策をお薦めします。英語に自信がない方はここを活用してみてください。転職した後も使えますよ。
ステップ6:内定獲得
おめでとうございます。内定獲得です。
独立行政法人では、給与交渉があまりできないと思いますが、もし可能であればきちんと根拠を示して年収を提示してみてください。ここでも「役職員の報酬・給与等について」のモデル給与等は参考になりますよ。
内定承諾後は、採用に向けた手続きが始まると同時に、現職がある方は退職の手続きも始まります。こちらも厄介ですが、明るい独法暮らしの幕開け前最後の一仕事だと思ってやっつけてしまいましょう。
もし現職が「なかなか退職させてくれない」といった糞ブラックであった場合の対処法については、今後解説していきます。基本的には意思表示の方法を間違えないこと。「退職させてください」と相談するのではなく「退職します」と宣言することが重要です。
一番大事なことは、自信を持って転職活動に望むこと
この記事やリンク先の記事を読んだあなたは、独立行政法人への転職を有利に立ち回るために必要な要素をほとんど習得できていると思います。
あとは自信を持つだけです。人間、自分の気持一つで文体や話し方に結構な影響がでてしまい、それが採用担当にも伝わるものです。
何度でもいいますが、転職活動とはあなたが素晴らしい人材であることをアピールするゲームではありません。あなたが相手組織というパズルにパチっとはまるピースであることを説明するゲームです。
「自信を持て」と言われても難しいという方がいそうですが、そういう人は向いている人の特徴とその理由を解説しているのでここを読んでみてください。きっとあなたが当てはまる項目が見つけられるはずです。
あなたは大丈夫。今回お示しした6つのステップとさらなる解説記事を参考に、自信を持って「私こそが採用されるに相応しい人材である」ということを存分に説明し、内定を獲得してきてください。
もし「独法暮らしを参考にして内定獲得できたよ!」という方がいらっしゃれば、その嬉しいお便りをぜひコメントにてお知らせください!」
以上
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